切ないけれど美しい物語
両親を病気で亡くし、孤児になった8歳の少女マーリンは
「まずしい人たちの家」に引き取られる事になりました。
ここに住んでいるのは生きる希望を無くした人ばかり。
物乞いをし、その日を生きていくのが精一杯の人たちの中で
マーリンは偶然耳にした「美しい言葉」を心のよりどころとして
夢と希望を持ち続けます。
そして春の夜に不思議な事がおこります。
切ないけれど心にしみる美しい物語です。
『よろこびの木』
(表紙画像掲載は
出版社の承諾を得ています)
徳間書店
アストリッド・リンドグレーン 文
スヴェン・オットー・S 絵
石井登志子 訳