「星砂のぼうや」
灰谷健次郎・文
坪谷令子・絵
童心社
たくさんの生き物たちが活き活きと暮らす美しい沖縄の海。
人間の子供たちも楽しそうに遊んでいます。
星砂のぼうやとお母さんは、今日も皆とおしゃべりをしながら海を漂っています。
浜からおじいちゃんと男の子の会話が聞こえてきました。
それはあの恐ろしい戦争のときのこと。
星砂のぼうやは初めて母から語られる悲惨な過去に驚き、悲しみ、
穏やかで平和な時間の流れがかけがえのないものだと感じます。
(表紙画像掲載は
出版社の承諾を得ています