母の日、「お母さんに感謝する手紙を書きましょう」って先生は言うけど
僕ははずかしいから、言いたいことを書きます。
「わかった?」っていちいち言わなくても、僕はちゃんとわかってる。
僕なりに頑張っているんです。心配しないで。
僕の部屋を勝手に掃除しないで下さい。
ちゃんと意味があってぐちゃぐちゃにしてるんだから。心配しないで。
子供は、親に反発しながらも、少しずつ確実に成長し、
親をいたわれるほどの大人になっていきます。
でも、親は子供が幾つになっても心配してしまう・・・
毎日 力いっぱい頑張っている「僕」をぎゅっと抱きしめたくなる本です。
『おかあさんげんきですか。』
ポプラ社
後藤竜二/作
武田美穂/絵