カチーン、カチーンという拍子木の音。
色んなお菓子、ワクワクするお話・・・
テレビの普及と共に 店じまいするしかなかった紙しばい屋さんは
長い年月を経て、もう一仕事しようと山を下り、町へ行きました。
木々か切られ、代わりに建物がニョキニョキ立ち並ぶ町、
慌しく ギスギスしている人たち。
すっかり様子が変わってしまった町で、
おじいさんは昔と変わらない「紙しばい」を始めます。
カチーン、カチーン!
紙しばいは 昔と同じように喜んでもらえるのでしょうか。
ほるぷ出版
アレン・セイ 作
『紙しばい屋さん』
(表紙画像掲載は
出版社の承諾を得ています)