「ルカの
  クリスマスケーキ」
 
  フランチェスカ・ボスカ 文 
  ジュリアーノ・フェッリ  絵
  いずみ ちほこ 訳
  いのちのことば社
       フォレストブックス       

もうすぐクリスマス。
ケーキ屋さんでは、お父さんと息子のルカがてんてこまい。
村中の人たちに配達するケーキを焼いています。

夜遅く、出来上がったケーキを、村人の玄関の前に、置いていきました。
ところが、朝になると、ケーキが一つ残らず消えていたのです。

がっかりする村人達の横で、
ルカは雪の上に大きな足跡を発見!
足跡を付けていくと、森のきこり オタの家まで続いていました。

オタは、いつも一人ぼっち。
クリスマスでさえ、だれもオタと一緒に祝ってくれません。
オタは、村人達のクリスマスをぶち壊そうと
みんなのケーキを盗み、全部食べてしまったのでした。

そんなオタを見て、ルカはいいことを思いつきます。
さあ、早くしないと、クリスマスがやって来る!
急いで、急いで!

☆ルカの作った美味しいクリスマスケーキのレシピ付き☆