「そうべえふしぎなりゅうぐうじょう」
でも、そんなにうまい話があるのでしょうか・・・?
実はこの竜宮城、魔物の”ふか”に乗っ取られていたのです。
本物の乙姫様と浦島さんは、珊瑚畑に閉じ込められておりました
ああ、このままでは”ふか”に食われてしまう・・・
そうべえさん、一体この危機をどうやって乗り越えるのか
そこはそれ、軽業師のそうべい、水練の術で何とか”ふか”から逃れると
海の底には、あの有名な竜宮城が見えてきます
なんと一足先に、荷物も着物もちゃんと届いているではありませんか!?
そうなると、歌えや踊れや、ごちそう囲んで盛り上がるそうべいたち
こんなに楽しいことはない・・・
海の中での大冒険!
ご存知そうべえと、それぞれの職業を活かして
何とか対決していく仲間達・・・
果たして魔物の”ふか”に打ち勝つ事が出来るのでしょうか・・・
最後まで目を離せない一冊に釘付けです。
田島 征彦/作
童心社
「とざい、とうざい〜。軽業師のそうべえ、一世一代の軽業でござぁい〜」
威勢の良いそうべいは、今度は船に乗り込みます。
もちろんお仲間の、しかい(歯抜き師)ちくあん(医者)ふっかい(山伏)も一緒です。
ところが、船がなかなか進まないので、4人は”ふか”の餌にされる事になり、
海にほうりこまれてしまいます。
あれあれ大口を開けた”ふか”が目の前に〜