〜この「かれはふるふる ゆきがふる」は
「こどものとも年中向き」2010年1月号で、バックナンバーは品切中です
再刊予定にはなっておりませんので、図書館等でご覧下さい〜
スズキ コージ/作・絵
「かれはふるふるゆきがふる」
「かれはふるふる のやはたけ のやはたけに かれはふるふる」
まるで魔法の呪文のように、散りゆく木の葉
暑い夏が終わり、少し涼しいと思っていたら、秋の気配。
秋が来たと思うまもなく、風が冷たくなり、
落ち葉が降ると、火が恋しくなるほど、寒くなってきます。
焚火の炎がとても温かく、焼き芋をしながら、山と積まれた落ち葉であそぶ、
森の妖精たちでしょうか…
焚火の火に気をつけて〜と思っていたら、やっぱり、しっぽに火がついた!!
さて大変大変、火を消すのは、消防隊!真っ白な雪の消防隊が出動すると
森はあっという間に雪景色…
いつの間にか、降るのは枯れ葉ではなく、粉雪に…
そうして積もる雪の中、冬はどんどん進んでいく
妖精たちの冬物語。