牧場に花をつみにいったぶたさん・・・
ずぶぬれになって帰ってきます

「ああ、わかった、傘を忘れたんだね。
だったらあまやどりすればよかったのに」
やぎさんに笑われてしまいますが
ぶたさんは、答えます。
「あまやどりはしたよ。木の下でね」
バレリー・ゴルバチョフ 作・絵
なかがわちひろ 訳
一体何があったでしょう・・・
やさしいぶたさんとしあわせなやぎさんのお話です

木の下は、動物でいっぱいですが
大きな木だったので、みんな仲良くあまやどり。
誰も雨にぬれることなく雨がやむのを待ちました。

そして、雨がやんだその時…!?

突然の雨に、木の下であまやどりをしたぶたさん
では、どうしてびしょぬれで帰ってきたのでしょう・・・・?
それはね、
ぶたさんが雨宿りしていた木に、お客さんがやってきたからなんです。
最初は、ネズミが1ぴき
次は、ハリネズミが2ひき
次から次へとたくさんの動物がやってきます。
「すてきなあまやどり」

(表紙画像掲載は
出版社の承諾を得ています)

徳間書店