1年生と6年生では、言葉の理解度も ストーリーを把握する力も
全然違うのは当然ですが、
同じ年齢でも、一人一人の理解力は違います。
同一学年が対象の場合は、
できるだけ、みんなが同じように感じることができる本を…
と考えています。
また、年齢が上がっていくほど、興味の対象が細分化され、
よりはっきりと分かれていきます。
男の子と女の子では、好きな本のジャンルもはっきりしてきます。
物語本あり、科学本あり、仕掛け本あり、歴史本あり…
今日のテーマを決めたら、
テーマにちなんだ色々なジャンルの本を組み合わせても楽しいし、
前回は物語り本だけだったから、今回は科学本を、でも…。
読み聞かせする本に関連した、言葉遊び・詩・写真の本などを、
後で手にとって読んでもらえるよう紹介し、
一緒に置いてくるのも良いと思います。
子供たちの立場に立って、色々なパターンを考えてみましょう。
30人以上いる教室、100人以上いるお話会等の場合
少人数を対象にした読み聞かせとは違ったものになります。
どこで?
実際に読み聞かせをする前に
対象年齢・性別・本の組み合わせは?
日本の素晴らしい四季を感じさせる本や、
さまざまな行事を紹介した本だけでなく
今、子供たちが置かれている状況…テスト期間中はイライラしてるかな?…
なんて考えながら、本を選びます。
落ち込んでいるときは、スカッとする本で、爽やかな一日のスタート!
を願っています。
一月に1回ほどの活動ですが、読み聞かせの日程が決まると、
選書や、練習などの準備を始めます。
どんな本を?どこで?対象の子供たちの年齢は?性別は?本の組み合わせは?.
本を選ぶときに気にしなければならないことは たくさん!
「うちの子が好きだったから…」「私が好きだから…」
モチロンそれも重要な要素。
でも、それだけじゃ、ダメみたい…
一対一の読み聞かせなら、
その子のリクエストに応えることもできるけれど、
ここは、教室。30人以上の子供たち。
みんなに見やすいように、
みんなに良く聞こえるように、
みんなにこの本を伝えられるように…さあ、本を選びましょう!
選書